新課程版ALL ABOARD! ENGLISH COMMUNICATION Ⅰ 授業アイデアの一例 (Lesson 8)

 今年実際に使用したワークシートを参照しながら授業案を紹介する。

<本文>

This is a robot cafe!  Here, humanoid robots serve customers.  They can take your orders and bring your drinks.  One of the robots is talking to a customer, “I’m a little nervous because I’ve never worked outside before.”  Why is the robot saying this?

Actually, a man with severe physical disabilities operates this robot.  The operator’s real body is in bed at home, but by using the robot, he can work in the cafe.


<使用したワークシート>


<詳細>

A 生徒に相談させ、数名指名する。正解を確認したら、そのタイトルから想像される内容を考えさせ、数名指名して共有する。

B スキャニングをさせる。この時、音声を再生してもよい。数名指名して正解を確認。

C 正解を選ばせ、指名して確認する。

  その後、構造や発音の簡単な解説をしながら音読練習をする。

  ペアで日本語を聞いて英語にする練習をする。

  それが可能になったら、画像だけを見て英語を言う練習をする。

  ある程度練習をしたら、一人の生徒が実演し、もう一人が採点する。

  制限時間内に言えた個数を「+      」のところに記入する。

D Dの空欄を埋めさせ、指名して正解を確認する。

  左列の質問文の構造と発音の簡単な解説をしながら音読練習をする。

  ペアで一人が左列、もう一人がワークシートを見ないで右列を言い対話をする。

  見ないで回答できた個数を記録。役割を交代して同じことをさせる。

  ペアテストの後、数人を指名して、教員が左列を、その生徒が見ないで右列を言う。

E  Bのスキャニングに対し、これは精読という扱いである。指名をして正解を確認する。


<補足>

活動が易から難へ、前の活動が次の活動の要素になるように設定した。

今回の特別なポイントはCのように、英語を暗唱する際のキューを画像にしたところである。実行しやすいのは「日本語⇨英語」のやり方であるが、英語をスムーズに発話できるようになるためには日本語はできる限り介在しない方が良い。


今回のように教科書本文を用いた発話練習をするのであれば、画像を用いて日本語を介在させないような仕組みを作ることも重要なのではないだろうか。



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