ペアの組み方 "Two Circles"

50分座っているのは眠気の元である。 どこかのタイミングで生徒が立ち上がるなり動くなりする機会があると良いのだが、高校生になるとこういう活動がなかなかしづらくなる。 とは言え、身体を動かしながらの英語の発話練習の効果は、習熟した英語学習者ほど肯定するところだろう。有意義な形で生徒を動かそう。 <概要> 1.2グループに分かれ、大円とその内側に小円を作り向かい合う。 2.内側の生徒が、向かい合っている外側の生徒に質問をする。 (制限時間を15秒程度とし、教員がその終わりの合図を出す。) 3.正解したら内と外が入れ替わる。 4.内側の小円のみ、時計回りに動く。 <ねらい、利点> ・ペア交換がスムーズ。 ・反復が必要な課題に効果的。 ・ペアを次々と変えることで、生徒がさぼったり余計なおしゃべりをすることを防ぐ。 ・スペースさえ許せば、クラスサイズに影響されずに実行できる。 ・内側か外側かで、誰が正解しているかわかる。 ・生徒人数が奇数の場合教員が混ざると楽しい。