単語の指導3 ピー読み単語当て~その前後リピート

今年になって初めて取り入れた活動であるが、単語以外にも様々な場面で使えるので重宝している。

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<手順>
1.キーワードやキーフレーズを含んだ英文を導入し、コーラスで練習する。
2.生徒Aが英文を1つ読む。その際、キーワードやキーフレーズを「ピー」と言う。
3.生徒Bが何も見ないで「ピー」で隠された部分を当てる。


  <例>
  英文: Our car broke down so we had to have it repaired. (have it repairedが重要箇所)

  生徒A: Our car broke down so we had to ピー.
  生徒BHave it repaired.
  生徒A: 正解。

※なお、ペアに移る前に教員が実際にピー読みのモデルを見せた方が良い。その際照れながらやらずに、真顔でピーをきちんと高いピッチで、そしてそれ以外の英語はきれいな発音でやることが大切だ。そうすれば生徒もそれを真似し、ワイワイと飽きずにこのペアワークが出来る。

<応用>
以下のように、生徒Bが「ピー」の部分を埋めつつ、全体を復唱する。

  生徒A Our car broke down so we had to ピー.
  生徒B Our car broke down so we had to have it repaired.
  生徒A Good.

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<活動の狙い>
・語句を文脈の中で覚える習慣づけになる。
・ペアの両者とも英語を読んでいるので、日本語⇒英語形式の活動と比較してどちらにも英語学習上の利点がある。

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