単語の指導2 実際

以下は実際に配布したプリントからの抜粋である。

特徴は次のとおりである。

1.左列の単語がその前後の語句と共に抽出されている。
2.右列の日本語に空欄があり、推測する力を求めている。


<Words>
1.      Korea, which was a colony of Japan
韓国、それは日本の
        であった
2.      running a trading company

  会社を経営していたので

3.      she lived comfortably

彼女は   暮らしていた

4.      Just before war broke out

戦争が    直前に

5.      Sudo’s mother passed away

須藤の母が     

6.      With his financial assistance

彼の    援助があって



この形式のプリントを使い、以下の順で活動を行う。


1.<全体> 日本語訳を推測し書きこむ⇒机間指導⇒全体で答え合わせ

2.<全体> 左列コーラス練習

3.<ペア> 下線部単語のみ英語⇒日本語 3問-3問

4.<ペア> 下線部単語のみ日本語⇒英語 3問-3問
      -指名して出来を確認

5.<ペア> ピー読み単語当て 1問-1問 2往復

6.<ペア> ピー読み単語+その前後リピート 1問-1問 2往復
      -指名して出来を確認

7.<ペア> 単語⇒それを含めた全て 1問-1問 2往復
      -指名して出来を確認


ここまでこなすとほぼ全員少なくとも日本語⇒英語は問題なく出来るようになっていて、パッセージに関しての活動に進んでいく準備が出来ている。

なお、複雑な活動の後ほど上記のように個別指名の時間を取った方がいいと感じる。全体の前で指名されて答えられないことを恥ずかしいと思わせられれば、サボる生徒も減らせると期待できる。

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